水面下でもそもそ。
夏の間、ずっと接尾語を名詞サイズのふせんにつらつら書いて、
部屋の壁にはっつけていました。壁が黄色と青色で埋まりました。
そこからひとつひとつ辞書で調べていく。
その数160語。
そしてどう考えてもダメそうな接尾語を排除していく作業。
89語にまで絞られました。まだまだ絞れそう。
辞書を引いていて面白かった事は、やはり、同じような意味を持った接尾語が
たくさんあった事。大きく分類すると、
・見た目、格好 【〜めかす・〜ぶる】
・状態
・持ち合わせているもの(技能含む)
・度合い、程度 【〜くさい・〜っぽい】
・傾向
・・・・のように共通のキーワードが出てきたこと。
前期の時に思っていた通りで、これらの共通点の中で
「ことばのニュアンスの微妙な差異」を形成している。
例えば・・・
「〜めかす」 と 「〜ぶる」 とでは、
ことばの(辞書の)意味上ではほとんど一緒かもしれない。
しかし、人間が耳で聞いて感じるニュアンスは必ずしも一致しているとは限らない。
個人的には
「〜ぶる」のほうが悪意があるかな。とか。
そういったニュアンスを、見ている人に分かりやすく伝えたい。
PR